実験は失敗するモノ【まっ探二次】
🕑 Added 2025-09-25 15:28:39 +0000 UTC
ある日の名雲探偵事務所
名雲がデスクワーク、真白がお茶の準備をしていると、真白のスマホに一本の電話が入る。かけてきたのはアズハからだ。
「もしもしアズハさん? 珍しいね電話なんて」
『やあ新鮮JK、すまないが私の部屋まで来てくれないか? 物理的に手を貸して欲しいんだ』
「あー、とうとう本の下に埋まったの? 仕方ないなあ」
真白は電話を切って、アズハのいる下の階へと向かおうとする。
「出かけるのか?」
部屋を出る直前で名雲に話しかけられた。
「ちょっとアズハさんの所に。私の手を借りたいんだって」
「力仕事か? なら俺も……」
「おじさんはこの前7割ギックリ腰になったばっかりでしょ。無理しないで仕事してて」
そう言って真白は部屋を後にする。残された名雲は、おもむろに煙草を吸い始めた。
(違うな真白、あれは9割ギックリ腰だ)
残念が過ぎる心の言葉を呟き、勝手に傷心になるおじさんだった。
◆◆◆
「アズハさーん、入るよー」
真白は下の階にあるアズハの部屋に入る。
「やあやあ新鮮JK! 待っていたぞ!」
そこにいたのは、自身の身体よりも大きくなった乳房で動けなくなったアズハだった。
乳房はアズハを壁際ギリギリまで押し上げ、自らが本体だと主張するように、身体の5倍近く巨大化している。当然服は破け、乳首は丸見えになり、かなりなまめかしい状態になっていた。
それを見た真白は、
「……自分のおっぱいをベッドに変える発明でもしてたの?」
ヨ〇ボーを思い出しながら見上げる。
「いやあ、実はハナさんの豊胸薬を作っていたのだが、どうなるのか自分で試したところ、想像以上の効果が出てしまったんだよ」
「それでこんな恥ずかしい丘みたいな状況に……」
真白は見たことの無い大きさの乳房を思わず揉んでしまう。
「それで新鮮JK、早速なんだけど母乳を絞ってくれないか? 大きくなった副作用で大量に母乳が胸の中で生成されているようなんだ」
「牛の乳搾りでももっと段階踏むよ?」
「このままだと母乳が生成され過ぎて乳房が破裂するからね。そうなると掃除するのが大変だから手を借りようと」
「もうちょっと危機感持とう?!!」
真白は急いでアズハの乳を押しまくり、母乳を出そうとする。しかし一筋縄ではいかず、ちょっとしか出ない。
「ダメだ、全然出ない……。どうしよう……。このままじゃ部屋とアズハさんがモザイクの塊に……」
「新鮮JKのパワーだけではダメかあ。ふうむ」
アズハは少し考えて、ある事を思い出す。
「そうだ! 人の幼体のように吸えば出るかもしれない。という訳で、ちょっと乳首から吸ってみてくれ」
「一理あるようで無いような提案……。でも、試してみる価値はあるかも」
真白は自分の口より少しだけ大きくなった乳首を加える。
「へーほ!」
咥えたままで発音はおかしくなったが、サイクロン掃除機の如く乳首から母乳を吸引する。
すると、上手くはまったのか、母乳が勢いよく出始め、ドンドン吸われていく。
「うおおおおおおおおおおお!!!」
ズボボボボボ!!! という汚い吸入音を上げながら、吸い続け、あっという間に片乳の分の母乳全てを吸い上げた。
「うおっしゃあ!! 次は左じゃい!!」
「顔がひょっとこみたいになっているな」
アズハの感想を余所に、真白はもう片方の母乳を吸い上げ、とりあえず危機を脱した。しかし、アズハの胸は元には戻らず、膝上位までの超乳状態で止まってしまう。
「あれだけ吸っても全然戻らない。これって豊胸薬で大きくなった分なの?」
「そうなるね。よくあそこまで膨らんで破裂しなかったものだ。流石私」
「でもそれじゃあ歩くのも大変じゃない? 足元全然見えないよ」
真白の言う通り、アズハの乳房は直径60㎝越えの超乳となっており、かなりの重量と視界不良がある。立っていられるのも時間の問題だろう。
「確かに。しかし解決策はある」
そう言ってアズハは大量の瓶が置いてある棚の方を指差した。
「前に作った肉体強化薬がある。それを使って全身に筋肉を付ければ、この巨大な乳房も軽々持ち上げられる! 今の私ではそこに入れないから、代わりに取って来てくれ。ピンク色のラベルが張られている瓶だ」
「ピンク色のラベルが張られている瓶ね。ちょっと待って」
真白は棚を見渡し、すぐに指定された瓶を見つける。それも3つ。
「ねえアズハさーん。どの瓶? 3つあるんだけどー」
「3つ? 新鮮JK、もしかしてバブルガムとかウォーターメロンとかの違い分からない?」
「濃さの違いしか分かんない……」
「そっか。じゃあこっちまで持って来て。見れば分かるから」
アズハは乳房の重さに耐え切れず膝を付いており、動けない状態だった。しかも棚はアズハの後ろにあるため、振り向くことも難しい。そのため、持って行かないと確認できないのだ。
「ちょっと待ってね、意外と大きくて抱えるの大変……」
真白がアズハの所へ持って行こうとしたその時、床に散乱していた本を踏んでしまう。
そのまますべって持っていた瓶を前方にいるアズハの尻に向かって投げ飛ばしてしまった。
「クックロビン!!?」
奇声を上げながら真白は転倒。瓶はアズハの尻に直撃し、中身をぶちまけながら粉々になる。
「流石に痛いぞ新鮮JK」
「ご、ごめん……」
アズハの下半身は瓶に入っていた薬でびちゃびちゃに濡れ、床が少し湿っていた。
直後、アズハの下半身が膨らみ始め、あっという間にスカートとタイツを破裂させ、とんでもなくいやらしい肉付きで巨大化してしまう。
尻は張りのある艶やかな肉饅頭のようにパンパンになり、太腿はそれを支えるように丸太よりも太く逞しく淫らな形状に育ち、ふくらはぎは逆三角形の形で立派に発達している。そういう性癖の人には確実に刺さるビジュアルだ。
アズハは自分の下半身を触りながら、状態を確かめる。
「おっとそうだった。この薬、全身に筋力が付くけど、ランダムで体のどこかが膨らむ副作用があるんだった。それに、残りのは身体のサイズを変える薬と排卵促進薬かな。サイズの方はどこがサイズアップするのか分からないランダムの副作用、排卵促進薬は尻から産めるだったかな?」
「やばい副作用ばっかりじゃない!?」
真白のツッコミを余所に、アズハは自身の超乳を軽々と持ち上げた。
「これで一先ずはいいか。ありがとう新鮮JK。後の事は自分でどうにかなりそうだ―――」
そう言って真白の方へ向いた時、超乳が真白の身体に直撃する。
「セクシー!!?(物理)」
変な掛け声と共に棚に激突した。薬品が大量に置かれている棚とは別の棚の為、薬品の大散布にならずに済んだ。
「うわっちゃあ、大丈夫?」
「な、何とか……」
真白が立ち上がろうとすると、棚の上から段ボールが落ちそうになる。それを察知した真白は、
「ふんぬ!!!」
北斗の拳のラオウの如く拳を天に向かって突き上げ、箱を粉砕した。
箱の中に入っていたのはいくつかの瓶。真白は全ての瓶ごと粉砕し、瓶の中に入っていた物が辺り一面に飛散する。
「うえっぷ?! なになに!? 何が入ってたの?!」
アズハは飛散した物の匂いを嗅ぐ。
「この臭い……。随分前に作った薬の粉だね。作り過ぎたのを置きっぱなしにしてたか」
「げほ、それで、何の薬なの? かなり吸い込んじゃったけど……」
「確か……」
アズハが言う前に、真白の肉体に変化が起こる。
爆発するかのように胸と尻が巨大化し、服をビリビリに破り、一瞬でボロ布の残骸にしてしまう。
更に、お腹も膨らみ始め、超乳と化した胸を軽々と持ち上げられるほどの大きさに成長する。腹は風船の様にパンパンに膨らみ、丸みを帯びた立派なボテ腹になっていた。
あまりの変わりように、流石の真白も動揺を隠せない。
「ちょ!? 何これアズハさん?!! どうなってるの?!!」
「そうそう! 『多胎妊娠薬』とか『成長促進薬』とかだったなあ! とにかく妊娠とかに関係する薬を大量に入れてたんだよ。私は使わないと思って棚の上に置きっぱなしにしていたんだ」
「親切な解説ありがたいんですけど、アズハさんの身体もやばくないですか?」
アズハの身体も真白同様に際限なく胸と腹が膨らみ始めていた。
「これはすごいな! さっきとは違って全然破裂する気配が無い! 無尽蔵に膨張しそうだ!」
「そうだとしたら部屋とお腹の間で本体が圧死するけど?!」
2人の乳と腹は意思を無視して大きくなり続ける。
「それは困るな。というか大家さんに怒られてしまう」
「困るところそこ!?」
そんな漫才を繰り広げていると、互いのボテ腹が衝突し、圧迫し合う。すると、膨張は止まり、押しつぶされる気配は無くなった。天井まであと20㎝のところまで持ち上げられていたので、割とギリギリではある。
「と、止まった……?」
「そのようだ。しかしこれは……」
止まったと思ったその時、お腹の奥から大きな鼓動が鳴った。それは一つ二つどころではなく、無数の数だ。同時に、性器が疼き出し、パクパクとひくつきながら奥の方で何かが疼く。
その正体に真白はすぐ気付いた。
「ね、ねえアズハさん。もしかして浴びた薬って結構速攻性ある?」
「それはもうソニックの如く」
「じゃあ、この感覚って……」
「産気づいたんだろうな。ちなみに私もだ」
「ドヤ顔で決めることじゃないよ!?」
未知の経験に我慢など不可能。2人は揃って子供を大量に出産するのだった。
◆◆◆
翌日 街中
何とか全ての子供を産み終えた真白。
しかしその身体は明らかに艶めかしくなっており、ムチムチの爆乳爆尻体型へと変貌していた。服は今に破けそうな状態で悲鳴を上げており、いつ爆発してもおかしくはない。
(や、やばい。こんなのおじさんに見られたら……)
身体を隠しながらそんな事を思っていると、
「真白?」
後ろから名雲に話しかけられる。根津も一緒だ。
真白はドキドキしながらゆっくりと後ろを振り向く。
「お、おじさん……?」
「昨日はどうしたんだ? 何も言わないで帰るだなんて、お前らしくない」
「そうっすよ、いつもは元気に帰るのに」
「えっと、それは……」
昨日アズハの所で起きた事を言えるはずもなく、言い淀んでしまう。
名雲はその様子を見て、ピンと来た。
「真白、お前……」
「ッ!!」
真白は名雲に体型について触れられると思い、顔を真っ赤にする。
名雲はそんな事を無視して、
「太った?」
デリカシーをドブに捨てた発言をしてしまう。
「いやいやどう見てもゴリラに近付いてるっすよ。流石のパンプアップっす!!」
「…………」
「ンーーー!! BAKA BAKKA BAKA BAKA」
真白は馬鹿の頭2つをゴリラを超えた腕力を使い、瀕死になる威力で衝突させた。
馬鹿1(名雲)と馬鹿2(根津)はその威力で鼻血をジェット噴射し、その場で屍となって転がる。
「おじさん達なんて知らない!!」
真白はそう言って、般若の形相でその場を立ち去ったのだった。
ちなみに、生まれた子供達は乳首試食おじさんの知り合いに預かってもらい、スクスク育っている。